外のことがわからない
①サングラス試着しまくりのこども達
今週のお題「外のことがわからない」
★コロナ菌なんてわからない~♪
こどもって、外のことなんてわからない。
特に「ミージェネレーション」といわれる3歳児、わかる必要もない。
だって、「自分が中心に世界が回っているから~♪」
それは、発達の段階で仕方のないこと。
コロナ菌なんて、わからない。
★ドイツ文化は強い
あるジュネーブのコロナ菌たくさんありそうな巨大ショッピングセンターで、親から離れ、全てのサングラスを試着しようと、大盛り上がりの推定年齢3,4歳のこども3人組。(現場写真①)
とっても楽しそうで、可愛いけど…(店員も苦笑い)
ああ、手洗いだけでなく、洗顔が必要?!と、他人事ながらちょっと菌が心配に。
そのブロンドできれいな、ロシア人ママ達は、気にもとめていない様子。
スイス人のおばあちゃんが、怖い顔で見て、フランス語で遠くからぶつぶつ…
同じスイスでもZurich なら、「Entschuildigung!…」と怖いおばあちゃんがやってきて、ママが厳しいドイツ語で注意されるところ。
私も子供たちとトラムやお店などで、厳しくジャーマンでお叱りを受けた記憶が。
だけど、ここフランス語圏Geneva。
こどもには、大らかで他人のこどもまではあまり注意しない。
でもドイツは、ヨーロッパで先導的に厳しいCOVID19規制し成功。
一番に規制緩和に踏みきった。
ちなみにスイスもドイツ語圏が一番に、コロナ対策は成果をあげた。
おせっかいの厳しいおばあちゃん達も、COVID19では必要で、ありがたい存在?!
★こどもは大人が守る!
残念ながらこのロシアママの母国は、コロナ件数はヨーロッパで断トツで、世界3位に躍り出て、心配な状況。
現在のジュネーブは、徐々に規制緩和でコロナ感染者は減少。
それでも、マスク促進や手洗い消毒は、引き続き継続すべきと言われる。
コロナにかかると家族全員で二週間は外出禁止と、3歳児たちには辛すぎることに…
だからこそ、スイスルールに従い2mの距離はちゃんと保ち、大人はこどもを菌から守ってあげないと。
飛行機も乗れないので網の外から
★国外のことは、実際に行けないのでわからない
フランスとの陸の国境閉鎖されたジュネーブ引きこもり生活で、スイス国内にとどまり数か月経過で、国外のことがわからない。
ジュネーブ上空を飛ぶ飛行機の数も、徐々にだが増加している。
でも、一般的な会社は出張もまだ禁止。
大半の人は、スイス国内にとどまっている。
★州外のこともわからないので、きいてみた
ティッチーノ州(スイスのイタリア語圏)に週末で帰省してきた、近所のお姉さんに状況を聞くと、これまでにない、渋滞しらずの帰省ができたとのこと。
もう立派な大人だけど、やっぱり両親に会いたいので、帰省できてとてもうれしそう。
ご両親も、いくつになってもかわいい自分のこどもの帰省に、喜んだことだろう。
ちなみに、ティッチーノ州ではルガーノというレイクサイドの街がすばらしくて、スイス人にも大人気。
そして、そこへ行くまでのトンネルの渋滞(通過に数時間)は、有名!
私も大好きな、ピザとアイスクリームが美味しい、きれいな街。
★わからなくても、幸せなこども
小さなこども達は、スイス国外のことがわからなくても、全くに問題なく生活する。
物価の高いスイスで、フランスに自由に行き来できないのは、何かと物入りに子育て世代には、とても辛い様子。
外のことなんてわからないし、コロナ菌や、経済的ダメージやデモなんて、全然わからないこども。
でも実は、こどもにとっていいことはたくさんあった!
【こどものパンデミックで良かったこと】
①美味しいお菓子を食べれる。
(パンデミックでお菓子作り、お取り寄せグルメブームのおかげ)
②大好きなママやパパと一緒。
(いつもは会社なのになぜか家にいる?!)
③朝、だらだらとできる。
(幼稚園にいかなくていい!)
パンデミック規制の引きこもり生活は、意外とこどもには嬉しいものだったりする。