ロックダウンなので、スイスであんこ作り
★ロックダウンに11/2の19時から入ったジュネーブ
そうだあんこを作ろう!
泣いても笑っても、レストランやカフェも閉まっているロックダウン中のジュネーブ。
仕事はみんな、テレワーク。
ただ今回は、こどもの学校は閉めず、厳しいルールのもとマスクや人数制限をして、学校や保育園は開いている。
でも、大学などは、大人はオンライン授業。
全開のパンデミック中に、必要以上にお菓子作りなどしてしまった経験から、まず普段は作らないものを作ることを考える。
そこで、帰りたくても日本政府がスイスからの入国者への14日間隔離が解除されるまで帰国できない、そんな日本が恋しく、
「ロックダウンなのであんこを作ろう」
と決めた。
早速、ロックダウン寸前に、食材の種類が豊富なフランスのスーパーで買いだめした豆類在庫から、AZUKI小豆をだしてきた。
長時間水につけて、ぐつぐつ煮る長期戦のあんこ作り。
今回は、豆を200gに対し砂糖200gで、甘くて美味しいあんこを目指す。
ナッツや卵など多くのフードアレルギーのある、あんこ好きの友達の子供にも届けようと思いながら作る。
あんこは、実は豆さえあれば砂糖と水と一つまみの塩だけでできる。
いたってシンプルな味だ。
だから、アレルギーのこどもも安心して食べれる、手作りあんこ。
おばあちゃんの味に、少しは近づいてきたかななどと考えながら、作る。
★外国人の反応
「豆が甘いなんて!」
と、大半の外人には受けなかった。
ところが、意外と好奇心旺盛なイタリア人の私の友人は、あんこが好きだった。
ジュネーブ在住のスイス人のフランス語の先生も、丸々した体全体で、
「あんこの美味しさは、格別だ!」
と力説する。
★ビスケット+あんこ+ラズベリー
あんこをフレンチビスケットにのせてみた!
あんこよりチョコがいいうちのこども。
どうにか美味しく食べるにはと、冷蔵をのぞくとラズベリーを発見!
イチゴ大福ののりで、やってみた。
市販のフレンチビスケット+あんこ+ラズベリー
けっこう、いけると思う。
今日のおやつ
2日前に作ったマドレーヌと一緒に、学校帰りのこども用おやつで出してみた。
「これは?…」
といってマドレーヌだけをたべる、わが娘。
1枚だけでもと、このフレンチサブレと日本のあんこのコラボレーションを食べさせてみたが、やっぱりあんこは好まないようだった。
でも、アレルギーのあんこ好きのこどもに、お届けした分はきっと喜んで食べてくれているだろう。
残りのあんこは、冷凍保存ができるので、凍らせてちびちび一人で楽しむことにした。
ロックダウンのささやかな楽しみとして…