手抜きでも温まるポトフ鍋
★フランスの鍋といえば
フランス人は結構鍋好きのように見受けられる。
その鍋の代表が、ポトPOT(鍋)をフーFeu(火)にかけた料理が、ポトフPot-au-feuだろう。
★日本の鍋
日本では、鍋ブーム以来一人鍋セットなどで、野菜や具材が既に切られた状態で販売されている。とても便利だ。
あれは、単身赴任のおじさん心をくすぐるものらしく、以前勤務していた会社の単身おじさん達はよく話題にしていた。プチッとやるのがいいらしい。
健康管理も気をつけたい、中年心を上手くとらえていた。
そんなお手軽鍋のフランス版が、ポトフだと思う。
フランスのスーパーに行くと、ポトフセットでいろんな種類の野菜が切られて、後は鍋にブイヨンと一緒に入れるだけ状態で、パックに入って販売されている。
さすがに、日本の一人鍋のようにホイル容器入りでガスコンロにそのままかけれるところまではいっていないが、それでもとても簡単便利だ。
二人前以上からの量のように、見受けられる。
さらに、ポトフに美味しいソーセージは、色々な種類が物価の高いスイスでさえ、お手頃価格で手に入る。まさに、お手頃でお手軽な嬉しい鍋だ。
★ポトフ鍋を好む、個人的な三大理由
第一に、取り分けているので、適度に冷めて熱すぎない。
第二に、自分のペースでゆっくりパンと一緒にだったり、好きな順番で食べれる。
第三に、鍋奉行がいないので、無理やり押し付けられたりせず平和に食べれる。
以上の理由から、ポトフ鍋は好きだ。
大鍋をみんなでつつくのが、あまり好きでない、究極の猫舌の私。
先に、各自容器に取り分けてあるポトフの方が断然いい!
寒い季節に、ブイヨンとハーブのいい香りのポトフ鍋は、温まって美味しい。
一日三食家ごはんにマンネリ化で、飽き飽きしてきた今、手抜きポトフと、美味しいバゲットは新鮮でいい。
#今週のお題は「鍋」