豚しゃぶが食べたい
★ズボラな私の定番:豚しゃぶ
ジュネーブの肉屋
日本でまだフルタイムで働いていた頃、夜7時頃に帰宅し準備でも、速攻食べれる我が家の夕飯の定番は、「豚しゃぶ」だった。
簡単なのに、ゴマダレとサラダなどを一緒に食べるとヘルシーで、幸せな味だ。
さらに、しゃぶしゃぶにできる豚は、日本では安くて財布も嬉しい。
ヨーロッパの肉で育ち、肉嫌いで一時ベジタリアンと思うほどだったわが子を変えた、豚しゃぶはスゴイ!
帰国後、豚しゃぶに出会ってからは、ごまだれも気に入り、モリモリ食べる。
異常に食べるのが遅い(クラスで給食時間が終わり掃除時間になってもまだ食べ続けるる部類な)わが子。
ところが、大好きな豚しゃぶの時は、違う!
あっという間に平らげて、誰より早くご馳走様だ。
子供でも食べやすい、しゃぶしゃぶを生み出した日本の食文化は、本当にすごい。
ちなみに、海外から友人が日本の我が家に滞在すると、サラダ感覚で「豚しゃぶゴマダレサラダ」を出す。
すると、感動してゴマダレもお土産に買って帰る。
意外とヨーロピアンにもうける、日本の美味しい食文化「豚しゃぶ」。
★スイスでは、貴重な豚しゃぶ肉
ジュネーブ駅近の街中に立地
スイスに来てもう約一年半以上、帰国していない。
日本の政府が隔離規制を早く解いてくれないから、正月も帰れない。
もうあきらめて、スイスでしゃぶしゃぶ肉を買うことにした。
スイスでは、普通の店やスーパーには、しゃぶしゃぶ用の薄切り肉は売っていなく、限られた店だけだ。
★面倒くさすぎる…前日注文必須の肉
薄切りが買える肉屋
この肉屋のしゃぶしゃぶ肉は、前日までに注文必須で、前にいきなり訪問したら断られた。その理由は、凍っている肉をスライスして準備するので、前日までに電話か来店で注文が必要という。
ちなみにこの肉屋は、ジュネーブで一番美味しいと言われるローカルにも人気の肉屋で、店主とその奥さんもフランス語のみだ。
でも、しゃぶしゃぶや薄切り肉を求める日本人や韓国人が多数いるので、こんな注文書も作っていた。言葉の壁?!(笑)
わざわざ、来店注文は面倒なので、電話がいい。
こんな注文書は使わず、前日に電話で適当に欲しいモノを注文した。
そして受け取りに行くと、既に店の外まで5組くらい待っていた。
みんな切ったり、計ったり、肉を大量に買い、待つこと20分でようやく、私のシンプルな豚しゃぶ用の肉が買えた。
値段は、1kgで15CHFだったので、悪くない。
面倒だっかが久々の豚しゃぶの夕飯に、わが子は喜び一瞬で夕飯を食べ終えた。
面倒くさいので、しゃぶしゃぶ肉のためにわざわざ前日注文し、街中の肉屋まで行きたくないが、ロックダウン中の楽しみも必要と、今回特別に購入した。
日本にいた時は思いもしなかったが、日本の薄切り肉って本当に特別だ。