頑固に黒
私のお気に入りのTシャツは、今はもう着れないし、私の選択したTシャツは着てくれなくなった10代の娘。
6歳の誕生日に、Spain のブランドのDesigualデジグアルの斬新なTシャツを買った。
白地の半袖Tで、スペインらしくガラがカラフルで激しく、デザインも肩が開いたデザインのこども服では珍しい形態で、私が着たいくらいだった。
約40CHFだったがBDスペシャルと即、購入した。
何と言っても私のお気に入りのTシャツだから。
Desigualは、ヨーロッパでとても流行っていて、私もお出かけ用のドレスやトップスなどを今でも、たくさん愛用している。
当時はまだ素直で、ママが用意したファンシーディナーやパーティなどの洋服は、用意されたものをよっぽど嫌でない限り来てくれたわが娘。
とってもEasy goingというか、ファッションに全く興味がなかった様子。
3歳頃には、やっぱりピンクが一番の時期があった。
ともかくピンク色なら何でも、喜んできてくれるプリンセス世代。
女の子の大半が通る道だった。
そして今、ティーンなのに相変わらず洋服には興味がない。
買物が大嫌いでお店に行っても、
「あるからいい」
と言って服を買おうとしない。
さらにTシャツは、シンプルで黒が基本。
百歩譲ってたまに紺色を着ることも。
あくまで、頑固。
私のお気に入りのTシャツを着てくれた、まだあどけない6歳の娘。
それも今や遠い思い出。。。